しらさぎ化粧品
はじめに ― “入浴×馬油”で叶うリラックス保湿
お風呂上がりの保湿も大切ですが、お風呂の中で保湿する方法をご存じですか?
実は、入浴中に馬油を使うことで、肌のやわらかさや血行促進、乾燥防止に高い効果が期待できます。
温まった肌は毛穴が開いており、馬油の有効成分が角質層まで浸透しやすいタイミング。
香りの少ない馬油なら、リラックスしながらゆったりケアできます。

馬油マッサージの効果
① 高保湿+浸透力でうるおい長持ち
馬油は皮脂に近い成分を含むため、肌になじみやすく、しっとり感が続きます。
湯気と一緒に浸透が進むことで、入浴後も乾燥しにくい肌へ導きます。
② 血行促進で冷え改善
マッサージによって血流が促されることで、冷えやむくみ対策にも効果的。
肩や足のコリをやわらげ、心までほぐれるケアになります。
③ 無添加・低刺激で安心
入浴中は肌が敏感になる時間帯ですが、無添加の馬油なら安心。
赤ちゃんや敏感肌の方でも、刺激を感じにくく快適に使えます。
お風呂でできる簡単マッサージ方法
🛁 Step 1:入浴前に馬油をなじませる
湯船に入る前、乾燥しやすいひじ・ひざ・かかとに馬油を薄く塗ります。
お湯の熱でオイルがやわらかくなり、しっとり感がアップします。
🫧 Step 2:湯船の中でマッサージ
- 体が温まったら、馬油を少量手に取り、手のひらで温めます。
- ふくらはぎ → 太もも → 腕 → 首 → 肩の順に、円を描くようにやさしくマッサージ。
- 痛気持ちいい程度の力でOK。力を入れすぎないようにしましょう。
マッサージすることで血行が促進され、肌のトーンも明るくなります。
🌿 Step 3:洗い流さず軽くお湯をかける
マッサージ後は、石けんなどで洗い流さず、お湯で軽く流すだけで大丈夫。
馬油の保湿膜が肌を包み、うるおいをキープします。
入浴後はタオルで押さえるように水気を拭き取りましょう。
おすすめの使い方アレンジ
- ヘアケアにも:入浴中、毛先に少量の馬油をなじませると、パサつき防止に◎
- ハンドマッサージにも:お湯の中で馬油を使えば、指先までしっとり柔らかく
- 香りを楽しみたい方は:ラベンダーや柚子など天然精油配合の馬油もおすすめ
注意点とポイント
- 馬油は少量でOK(使いすぎると滑りやすくなる)
- 風呂場の床が滑りやすくなるため、使用後はしっかり洗い流す
- 香料入りの入浴剤との併用は避け、無香料タイプの馬油を使うのが安心
まとめ ― バスタイムを“うるおい時間”に変える
お風呂の中で行う馬油マッサージは、癒やしと保湿を同時に叶えるスキンケア。
入浴の温もりが浸透を助け、肌も心もやわらかくなります。
乾燥が気になる季節も、毎日のバスタイムに少しの馬油をプラスするだけで、
翌朝の肌がしっとりつややかに。
“ながら保湿”で、うるおいのある肌を育てましょう。
出典
- 日本香粧品学会誌『皮脂膜と保湿の関係』(2020)
- 日本皮膚科学会「入浴とスキンケアの実践指針」(2021)
- 熊本県馬油生産者協議会 公開資料(2023)