しらさぎ化粧品
はじめに ― 入浴後の肌は意外と乾燥している
お風呂上がりの肌は、一見しっとりしているようで、実はとても乾燥しやすい状態です。
温まることで毛穴が開き、水分が一時的に増えますが、放置するとその水分が蒸発し、入浴前よりも乾燥が進行します。
だからこそ重要なのが、入浴直後の保湿ケア。
このタイミングで馬油を使うと、肌のうるおいを逃さずキープできます。

馬油がボディ保湿に向いている理由
馬油は人の皮脂に近い脂肪酸を多く含み、肌の角質層にスッと浸透します。
油分でフタをするだけでなく、肌内部にうるおいを届けるのが特長です。
また、無添加で酸化しにくく、顔だけでなく全身にも安心して使える万能保湿オイルです。
入浴後に馬油を使うベストタイミング
入浴後は、水分が肌にとどまっている5〜10分以内が勝負。
この間に保湿を行うことで、水分を閉じ込めやすくなります。
手順
- タオルで軽く押さえるように水気を拭き取る
- 馬油を**少量(パール粒大)**ずつ手に取り、乾燥が気になる部位から順になじませる
- 手のひら全体で包み込むように塗ると、より浸透しやすい
※こすらず“押さえるように”塗るのがポイントです。
部位別おすすめの使い方
🦵 脚・ひざ・かかと
かかとやひざは角質が厚く乾燥しやすいため、やや多めに塗り込みましょう。
靴下を履いて寝ると、しっとり感が長続きします。
🤲 腕・ひじ・手
ひじや手の甲など、家事や洗い物で荒れやすい部分には薄く重ね塗りを。
手荒れ防止にも効果的です。
🧴 背中・お腹
乾燥しやすい部分ですが、塗りにくい箇所。
手の届かない背中には、スプレータイプのしらさぎ化粧水もおすすめです。
馬油を使った全身ケアのコツ
- お風呂上がりの体が温かいうちに塗ると浸透力アップ
- 1回の使用量は少量ずつでOK(伸びが良い)
- 冬は湯船の横に置いておくと、温まって塗りやすくなります
続けて使用することで、乾燥しにくくなり、肌のやわらかさを実感できます。
馬油の全身ケアがもたらすうれしい効果
- 肌の水分保持力が高まる
- 冬のかゆみ・粉吹きを防ぐ
- 肌のキメが整いツヤが出る
- ボディクリーム要らずのシンプルケアが叶う
乾燥を防ぐだけでなく、肌質そのものを整える効果が期待できます。
まとめ ― 入浴後のひと手間で“うるおう習慣”を
入浴後の保湿ケアは、1日の疲れを癒やす「ごほうび時間」。
馬油を使えば、手軽にうるおいとツヤを取り戻せます。
天然のやさしさで全身を包み込み、**“入浴後=うるおいタイム”**を習慣にしてみてください。
出典
- 日本皮膚科学会「乾燥性皮膚のスキンケアガイドライン」(2022)
- 日本香粧品学会誌『皮脂膜と保湿の関係』(2020)
- 熊本県馬油生産者協議会 公開資料(2023)